局地観測用気象レーダー (MDT-WRXシリーズ)


私たちはリモートセンシング技術を通して気象学の発展と地域の安全・安心に貢献します。

概要

私たちは、広域の気象レーダーではとらえられない局地的な地域の気象を観測できる装置の開発を2000年より進めてきました。 開発のコンセプトは、小型・低価格です。2003年には高度なデジタル信号処理の導入によるドップラー処理機能を追加しました。
また、電波の有効利用推進として2010年より送信装置の半導体化を進めてきました。送信装置の半導体化により、運用コストを大幅に低減することができます。
当社の局地観測用気象レーダーが気象の研究はもとより、地域の安全・安心に貢献できるものと確信しています。

主要構成

レドーム 空中線装置 信号処理装置
レドーム 空中線装置 信号処理装置

設置例

空中線装置イメージ

空中線装置はレドームで覆われ、瞬間最大風速60m/秒まで耐えられる 「雨にも負けず、風にも負けない」 設計です。
LANなどにより離れた場所から操作し、無人運用することもできます。また、空中線装置は約2m四方のスペースに設置可能です。

空中線装置 図 空中線装置 全体像
全体写真
設置例
局地観測用気象レーダー 内面図 国立大学法人 福島大学殿
局地観測用気象レーダー

特長


小型・シンプル

  • レドームに収納された空中線装置とPCのみの簡素な構成です。

低運用コスト

  • 送信機に半導体を採用しており、送信菅の交換が不要です。
  • 24時間運用で年間数百万円の維持費を低減できます。

家庭用100Vコンセントで稼動

  • 特別な電源設備が不要です。

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機能


風をとらえる


機能1
機能2
風の急激な変化を解明することにも当社の局地観測用気象レーダーが活用されています。
鉄道の安全運行や、道路交通の安全確保にも貢献することが期待されます。
急激な風の変化をパイロットに知らせることが可能です。空港周辺の空気の乱れを観測し、航空機の安全運行に貢献します。

地表付近の気象現象をとらえる

広域のレーダーとの違い

広域気象レーダーでは高度おおむね2kmの気象状況をその地域の気象としてとらえています。 これより低い高度や山岳の向こう側になるところは、電波が届かず観測が困難です。 一方、当社の局地観測用気象レーダーは、地表付近の気象状況をとらえることができます。
このため、地域に密着した気象情報を提供できます。



主要機能・性能

  • PPI観測
  • RHI観測
  • CAPPI観測

表示画面

  • PPI表示
  • RHI表示
  • CAPPI表示画面

表示データ

  • 強度データ
  • ドップラー速度データ
  • オプション : ウインドシャーデータ(シャーライン、マイクロバースト)

その他

  • 観測データの保存
  • 観測データの配信(LAN接続による)
  • 遠隔操作(LAN接続による)
  • 干渉除去機能あり
  • 送信ブランク機能あり

表示例


PPI表示 (PPI:Plan Position Indicator)


PPI強度表示例
PPI強度表示例

PPIドップラー速度表示例
PPIドップラー速度表示例


※表示はドップラー速度折返し補正を施したものです。

仕様一覧 (385KB)

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